鯰 絵
(なまずえ)
社会事業研究所旧蔵
安政2(1855)年10月の大地震後、「地震鯰」の絵柄の版画が大量に発行された。
| 1. 首引き | 鯰と鹿島大明神が首引きで力比べをしている。 |
| 2. 万歳楽鯰の後悔 (ばんざいらくなまずのこうかい) | 地震を起こした鯰が、仲間からとがめられている。 |
| 3. 恵比寿天申訳之記 (えびすてんもうしわけのき) | 鯰が地震を起こした不始末を留守神の恵比寿がわびる。 |
| 4. 世ハ安政民之賑 (よはあんせいたみのにぎわい) | 地震により寄付を強いられた欲深な金持ちを風刺している。 |
| 5. 鯰退治(なまずたいじ) | 梵字の呪文が描かれ、護符として使われた。 |
| 6. 要石(かなめいし) | 要石が鯰に仇討ちをしているが、地震で潤った大工たちは眺めて いる。 |
| 7. 要石を背負う鯰 | 鹿島大明神に祈り要石を背負う鯰をこらしめているが、詞書きは 世直しをうたっている。 |
| 8. けんのうたはやしことば | 拳遊びの囃子詞をもじっている。 |
| 9. なんぢうやかじ仮宅 (なんぢうやかじかりたく) | 鯰が吉原の仮宅にでかけている。 |
| 10. 地震道化大津絵ぶし (じしんどうけおおつえぶし) | 瓢箪鯰など大津絵の主題に見立てて描いている。 |
| 11. 難儀鳥(なんぎとり) | 復興景気で驕る大工たちの宴会から鯰をさらった鳥は高価な品物で形作られている。 |